原油高で増すボイラーの燃料費への対策

原油高で増すボイラーの燃料費への対策

排気の熱と排水の熱が充満しているボイラー室

排熱回収ヒートポンプという選択肢

中東情勢の不安定化などを背景に、原油価格の高止まりが懸念されています。
食品・繊維・化学・製造業などの多くの工場や、温泉・銭湯といった入浴施設やクリーニングなどのサービス業では、蒸気ボイラーを中心とした熱エネルギー設備を使用しており、燃料価格の上昇はランニングコストの増加に直結します。

「原油高の度にボイラーの燃料費に頭を悩ませている」
「ボイラー蒸気や給湯のランニングコストを削減したい」
このような課題をお持ちの会社に注目されているのが排熱回収ヒートポンプです。

【捨てていた熱を「エネルギー」に変える】

コンプレッサ室の排熱、ボイラー室の排熱、機械室の排熱、排水の熱など、工場では、実は多くの熱エネルギーが使われずに捨てられています。

排熱回収ヒートポンプは、これまで利用されていなかった排熱を回収し、温水エネルギーとして再利用できるため従来の燃料を節約でき、コストとCO2排出量を同時に削減することができます。
当社が取り扱うオリオン機械のヒートポンプは最高90℃の温水を生成することができ、給湯やボイラー補助加熱に活用できます。

排熱回収のイメージ

【なぜボイラーのコスト削減に効くのか】

従来からの温水や給湯の加熱は、蒸気ボイラー、ガスボイラー、電気ヒーターなどが主流で、燃料が加熱に直接利用されています。
一方、オリオン機械の空気熱源ヒートポンプ DHP-A は加熱COPが3.4以上で最高出湯温度90℃、という高い加熱性能を実現しています。
つまり、電気エネルギー1に対して、約3.4倍の熱エネルギーを得られることになり、燃料を直接燃やすボイラーに比べて大幅なエネルギー削減が可能になります。

空気熱源ヒートポンプ/DHP24Aの運用例

【オリオン機械の排熱回収ヒートポンプは2タイプ】

■空気熱源タイプDHP-A
空気熱源タイプは、ボイラー室・コンプレッサ室・機械室などの空気中に含まれる排熱を回収して温水を生成します。

■水熱源タイプDHP
水熱源タイプは、排水や排温水に含まれる熱を回収して温水を生成します。

■主な特長
① ランニングコスト削減 → ボイラーやヒーターで消費していた燃料を削減します。
② CO2排出削減 → 排熱を再利用することでカーボンニュートラルに貢献します。
③ 設備環境の改善 → 排熱を回収するため、機械室の温度上昇を抑制します。
④ ボイラー負荷の低減 → ボイラーの補助熱源として利用可能です。

【燃料価格高騰のリスク回避の基本対策として】

エネルギーコストは、今後も長期的に不安定な状況が続く可能性があります。
排熱回収ヒートポンプは、工場や施設に存在する「未利用エネルギー」を活用することで、燃料コストとCO2排出量の削減と、設備環境の改善を同時に実現できるソリューションです。

蒸気ボイラーの燃料費高騰にお悩みの方は、オリオン機械の排熱回収ヒートポンプの導入をぜひご検討ください。

東栄ではその他にも多数の関連製品を取り扱っています。

※当記事公開時の情報です。