人工芝のブラッシングと耐久性の関係

当社では施工式園庭用人工芝のプログリーンを取り扱っていますが、人工芝のメンテナンスと耐久性に関するお問い合わせをいただくことがございます。
ケースバイケースになりますが、おおむね人工芝はブラッシングすることで耐久性が増す、と言えます。
ブラッシングが人工芝の耐久性向上に役立つ理由はいくつかあります。

1. 芝の起立性維持

人工芝は使用していくうちに芝が寝てしまい、見た目が悪くなるだけでなく、クッション性や排水性も低下します。
ブラッシングによって芝を起こすことで、これらの機能を維持し、人工芝の寿命を延ばすことができます。

2. ゴミや土の除去

ブラッシングは、芝の間に溜まったゴミや枯葉・泥などを除去する効果があります。
これらの異物は放置すると人工芝のクッション性を損ねたり、排水口を詰まらせる原因となります。
定期的なブラッシングはこれらのトラブルを防ぎ、結果的に人工芝を長持ちさせるだけでなく、排水設備のトラブル防止にも繋がります。

3. パイルの保護

重いものを長時間置いたり、頻繁に人が歩いたりすることで、芝は寝てしまいます。ブラッシングで定期的に芝を起こすことで、パイルへの負担を軽減し、劣化を防ぐことができます。
また、芝が寝ていると紫外線が芝全体にあたるため、芝の劣化や変色に影響します。芝が起きることで日光への露出が減り劣化防止につながります。

起こすようにブラッシング

人の出入りが多い場所や重い物を置いている場所など、芝が寝やすい場所は、気づいた時にブラッシングすると効果的です。
デッキブラシや手持ちのブラシを使用し、芝を逆立てるように優しくブラッシングするのが一般的です。
また、金属製の器具を使用すると芝を痛める原因になるため注意が必要となります。

その他のメンテナンス

飲み物などをこぼして放置した場合は変色する可能性があるため、早めに水で洗い流すことが推奨されます。
また、人工芝の上に物を置く場合は、定期的に場所を移動させることで、芝への負担を分散させることができます。

これらの点を考慮して適切なメンテナンスを行うことで、人工芝をより長く、良い状態で使用することができます。

人工芝のブラッシング作業が負担に

人工芝のブラッシングは体への影響も大きく、年齢を重ねた方には大きな負担となります。
また、人手不足も重なり、運動施設や宿泊施設、商業施設などでの手入れは難しくなります。

当社では人工芝をブラッシングしてメンテナンスの作業負担を軽減できる人工芝管理機を取り扱っています。
お見積り依頼など、お気軽にお声掛けください。

東栄ではその他にも多数の関連製品を取り扱っています。

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