オリオン機械様の燃料電池車水素ステーションへの取り組み
当社取扱製品メーカーのオリオン機械が次世代燃料電池車(FCV)の水素ステーション向けのプレクールチラーや熱交換器を供給しているのをご存じでしょうか。
燃料電池車の車体に補充された水素はタンク内で温度が上昇してしまうため、補充前の段階でマイナス40℃程度まで冷却しておく必要があります。オリオン機械は現在まで培った技術を投入して水素ステーション用のプレクールチラーを開発するなど、水素ステーションの普及に貢献しています。
一方、トヨタ自動車では市販車のMIRAIに加えて水素で走るトラックの実証実験を始めるなど、燃料電池車の普及が進めば水素ステーションの設置増加が急務となります。そのため、オリオン機械では産官学連携で水素ステーションの低コスト化を実現するプレート式熱交換器の低圧拡散接合技術の開発に取り組んでいました。
2021年の3月に開所した愛知県の水素ステーションでは、ディスペンサー(計量器)に同社開発のプレート式熱交換器が採用されたり、冷却用チラーが採用されるなど、水素関連製品の販売を拡大しています。同社の情報では、国内の商用水素ステーションは約160箇所あり、この内約60箇所にチラーを供給しているそうです。
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