SDGsと生産性、フロン管理工数ゼロを実現したノンフロンエアドライヤー

製造業において、環境対策と作業効率の向上は、もはや避けて通れない経営課題です。特にSDGsへの取り組みが加速する中、地球温暖化の原因となるフロン冷媒を使用した設備の見直しは急務となっています。
しかし、環境性能を追求すれば、設備導入や管理のコストが増大し、生産性維持が難しくなるというジレンマに陥りがちです。
今回ご紹介するオリオン機械のノンフロンエアドライヤーは、この二律背反を解消する、次世代のソリューションとして注目されています。
極めて地球環境に優しい冷媒をエアドライヤーに採用したことで、管理コストと作業効率の両面で、製造現場に大きなメリットをもたらします。

[1] 地球温暖化係数(GWP)大幅低減
従来のフロン冷媒を使用する冷凍式エアドライヤーとは異なり、ノンフロンエアドライヤーはノンフロン冷媒R1234yf(HFO)を採用しています。
R1234yfは、従来の冷媒と比較して地球温暖化係数(GWP)が極めて低いことが大きな特徴です。
また、オゾン層破壊係数(ODP)はゼロで環境への負荷を大幅に低減しています。
オリオン機械のノンフロンエアドライヤーは企業のSDGsへの取り組みを強力に後押しし、企業の社会的責任(CSR)とブランドイメージ向上に寄与します。
[2] フロン管理工数をゼロに、フロン管理からの解放
従来のフロン冷媒を使用する機器は、フロン排出抑制法の対象となり、定期点検や専門業者による回収・廃棄が義務付けられ、そのコストや手間は製造現場の負担となっています。
R1234yf冷媒を採用した当製品は、フロン排出抑制法の適用外のため、フロン管理工数ゼロという圧倒的なメリットを享受できます。
人手不足が深刻化する製造現場の人的リソースを生産活動に集中させることができ、作業効率の改善をもたらします。
[3] 生産性を支える高い信頼性と処理能力の向上
エアドライヤー本来の性能も進化しています。圧縮空気の品質は、使用する空圧工具や塗装機器などの故障リスク、ひいては製造ラインの停止リスクに直結するため、高い信頼性は作業効率の生命線です。
オリオン機械のノンフロンエアドライヤーは周囲温度45℃までの環境下で安定した運転が可能で、特に夏季の工場内温度上昇による機器停止のリスクを大幅に軽減します。
さらに、高温入気タイプは入口空気温度5~80℃に対応し、高温環境下でも安定した性能を発揮し、日本の製造現場特有の過酷な環境にも対応しています。
[まとめ] 環境投資を未来への効率投資に変える
オリオン機械のノンフロンエアドライヤシリーズは、”環境対策”というコストセンターになりがちな投資を、”フロン管理工数とコストの削減”、”生産性・稼働信頼性の向上”という具体的な成果に繋がる未来への効率投資へと変革させます。
SDGsへの貢献と現場の生産性向上。この二つの目標を同時に達成したい製造業の企業様にとって、このノンフロンエアドライヤシリーズは、今すぐ導入すべき戦略的な設備ではないでしょうか。
この機会に、次世代のエアドライヤへの切り替えをご検討ください。
東栄ではその他にも多数の関連製品を取り扱っています。
※当記事公開時の情報です。

