9月は防災月間、大雨対策について考えてみませんか?

地震防災や津波防災など、9月から10月は災害対策について認識を深める機会が多くなります。最近の大雨や津波警報などによる夏場の避難に関しては、問題点が顕在化したばかりです。3.11以降の地震対策に加えて、近年の水害の甚大化もあり、企業に求められる災害対策も多様化しています。今回は台風シーズンに合わせて大雨対策について考えてみたいと思います。

下記のチェックリストは一例です。皆様の会社に応じた独自のチェックリストやマニュアル、その他の事前準備にお役立てください。。

大雨対策チェックリスト例

タイミング内容備考
3日前まで会社の防災マニュアルの確認社員全員で共有
ハザードマップの確認市区町村のホームページ
避難場所の確認最寄で複数箇所
社員連絡網・連絡手段の確認電話、メール、LINE、Teams、他
計画休業の判断・手順の確認判断者、判断時刻、連絡手順、他
備蓄品・備蓄設備の確認備蓄品リスト参照
設備不備の確認・修理シャッター・ドアの不備、設置看板のゆるみ、窓の隙間、漏電、他
車移動ルート上の危険箇所確認アンダーパス、川沿い、側溝、他
通勤経路上の危険箇所確認アンダーパス、川沿い、側溝、他
ビル管理会社の連絡先の確認テナントビル、契約倉庫、契約駐車場、他
前日まで計画運休の確認定期的に状況を確認
社用車のガソリン給油混雑する可能性があるため時間に余裕を持つ
社用車の退避浸水リスクがある場合
浸水・防風対策止水板、土のう、窓の飛散防止、他
付近の排水溝や側溝の清掃社屋の周辺の排水環境を確保
風で飛びそうなものを移動自転車、植木、旗などは屋内へ
商品置き場の変更高い場所への移動、パレットの嵩上げ、他
データのバックアップバックアップした媒体は別の場所で保管
PCをコンセントから抜く落雷対策
計画休業の判断・連絡判断後の連絡方法を事前に社員に伝達、ホームページ等で休業告知
当日状況悪化前に終業定期的に状況を確認
帰宅困難者の待機定期的に状況を確認

備蓄品リスト例

水や食料品、カイロなどには使用期限があります。直前に調達する場合は品切れの可能性がありますので、日頃からの確認が大切です。

  • 保存水、レトルト粥、アルファ米
  • 缶詰(果物・魚など)
  • 紙皿・割り箸・コップ
  • 簡易トイレ、消毒液
  • ウェットティッシュ、ティッシュ、ゴミ袋
  • 汗拭きシート
  • アルミシート、携帯用カイロ
  • ラジオ
  • 懐中電灯・作業灯
  • 発電機、モバイルバッテリー、乾電池
  • 止水板・土のう
  • メモ・筆記用具
  • 軍手
  • 医薬品
  • 現金・小銭(個人管理) など

※モバイルバッテリーなどのリチウムイオン電池を含む製品は定期的に異常の有無を確認

関連製品:バッテリー式LED作業灯

当社では、わずか1.5kgと軽量で、6000ルーメンの照射力を持つ軽作業に最適な明るさ・軽さを兼ね備えた充電式作業灯「BL-GALAXY PRO 6K」を取り扱っています。ハンドル付きで持ち運びやすく落下衝撃に強いため、災害時の作業用ライトに最適です。

関連製品:移動式エアコン/ヒエスポ

ヒエスポは配管工事が不要で、キャスターで簡単に移動できる移動式空調機です。
避難所となる体育館には冷房設備がないケースが多く、最近の大雨による避難では夏の避難時の熱中症リスクが顕在化しました。ヒエスポは一般的なスポットクーラーに対して冷却能力が高く、最大14.0kWの冷房能力を持つ機種もございます。シロッコファンにより遠くまで送風でき、吹き出し方向に冷気を重点的に放出することで、一般的なスポットクーラーでは対応しきれない空間でも効果を発揮します。

東栄ではその他にも多数の関連製品を取り扱っています。

※当記事公開時の情報です。